Santoni 破棄 & 解体勉強 ( ブレイク ラピッド製法 の サントーニ)
”Santoni 解体勉強”
Santoniをこのたび破棄する事にしました。8年ほど前のアイテムでしょう・・。
頻繁に履き、雨風、有機溶媒、酸塩基少々といった溶液を被ってきた靴です・・・よく耐えてくれました。TFAをこぼしたのも良い思い出です(苦笑)。
非常に名残惜しいですが・・・破棄です。
今回そのままゴミ箱に捨ててはもったいと思い、解体する事にいたしました。
オールソール一回、
ブレイクラピッド(サントーニはブレイクⅡと表現してますし、他にもにた感じで言い方はあります。)
ラストはジョージ。
革の名前は忘れました。
解体は右足側
*以下に写真を掲載しますが 劣化が激しく美しくはありません
小指付け根辺りに酷いクラック、縦にも横にもクラック・・・・
イン側もクラック。
中を覗いても 隙間が見えます。
解体道具。こんなに要りませんね・・・。
メスと換えのブレード、メッツェンバウムとクーパーで良い。
二枚目以降は21番ブレードで・・・。 ディスポのブレードはすぐ切れ味が鈍ります。
人体を切開してもそうですが、こんな靴に使うと一瞬で使い物にならなくなります。
それではアウトソールの剥離から・・さくっと行きます。
目指せ!解体時間15分!!
ここまで解体してから2,3分程度。
このヒール部位を剥がすのに5分程かかりました。(力業で行きました。)
後は簡単で、15分程度で終わりました。
真ん中の比較的ましな状態で残っているソールはインソールです。
上から アッパー、ミドルソール、インソール。
文字が見えます、、GEO・・・? ジョージ?
ヒール周り
シャントらしきものが見あたりません。 緑色のはスポンジクッション。
インソール入れるとソールは 4層構造
アッパーの裏側。
無残な姿のアッパー・・・・・
綺麗なところを切り出しました。
おわり・・・・・・・・
総括
序盤解体していて感じた事は、非常に強固な作りであると言う事。
ブレイク製法はマッケイとは全然違うものである事を再認識した。
ソールを縫っている紐は外側で切れても全く問題なく内部でアッパーをつかんでいる。
状態観察:5年以上酷使したとはいえ少々状態が悪いと思える。
内部劣化の原因は水分そして接着剤。劣化が進み硬化が進行している。履かなくなって1年半メンテはしてないので尚更状態は悪かった。それでも この革はとても柔らかくアッパーは何かに使えそうだ。(小さいアクセ用の皮革として)
オールソール時にもう少し中のパーツまで交換できたら履き心地が維持できるのかもしれないと思えた。
現在履いている靴はどれも使用回数が極端に少ないのでこうはなっていないと思う。
やはり長くもたせるにはある程度の数の靴を持ちローテーションさせる事、
それと絶え間なく適切な量の油脂と水分を補給する事に尽きる。
Santoniをこのたび破棄する事にしました。8年ほど前のアイテムでしょう・・。
頻繁に履き、雨風、有機溶媒、酸塩基少々といった溶液を被ってきた靴です・・・よく耐えてくれました。TFAをこぼしたのも良い思い出です(苦笑)。
非常に名残惜しいですが・・・破棄です。
今回そのままゴミ箱に捨ててはもったいと思い、解体する事にいたしました。
オールソール一回、
ブレイクラピッド(サントーニはブレイクⅡと表現してますし、他にもにた感じで言い方はあります。)
ラストはジョージ。
革の名前は忘れました。
解体は右足側
*以下に写真を掲載しますが 劣化が激しく美しくはありません
小指付け根辺りに酷いクラック、縦にも横にもクラック・・・・
イン側もクラック。
中を覗いても 隙間が見えます。
解体道具。こんなに要りませんね・・・。
メスと換えのブレード、メッツェンバウムとクーパーで良い。
二枚目以降は21番ブレードで・・・。 ディスポのブレードはすぐ切れ味が鈍ります。
人体を切開してもそうですが、こんな靴に使うと一瞬で使い物にならなくなります。
それではアウトソールの剥離から・・さくっと行きます。
目指せ!解体時間15分!!
ここまで解体してから2,3分程度。
このヒール部位を剥がすのに5分程かかりました。(力業で行きました。)
後は簡単で、15分程度で終わりました。
真ん中の比較的ましな状態で残っているソールはインソールです。
上から アッパー、ミドルソール、インソール。
文字が見えます、、GEO・・・? ジョージ?
ヒール周り
シャントらしきものが見あたりません。 緑色のはスポンジクッション。
インソール入れるとソールは 4層構造
アッパーの裏側。
無残な姿のアッパー・・・・・
綺麗なところを切り出しました。
おわり・・・・・・・・
総括
序盤解体していて感じた事は、非常に強固な作りであると言う事。
ブレイク製法はマッケイとは全然違うものである事を再認識した。
ソールを縫っている紐は外側で切れても全く問題なく内部でアッパーをつかんでいる。
状態観察:5年以上酷使したとはいえ少々状態が悪いと思える。
内部劣化の原因は水分そして接着剤。劣化が進み硬化が進行している。履かなくなって1年半メンテはしてないので尚更状態は悪かった。それでも この革はとても柔らかくアッパーは何かに使えそうだ。(小さいアクセ用の皮革として)
オールソール時にもう少し中のパーツまで交換できたら履き心地が維持できるのかもしれないと思えた。
現在履いている靴はどれも使用回数が極端に少ないのでこうはなっていないと思う。
やはり長くもたせるにはある程度の数の靴を持ちローテーションさせる事、
それと絶え間なく適切な量の油脂と水分を補給する事に尽きる。
by momenchi
| 2012-05-20 15:00
| Shoes!